岩手県立大学では、2011年4月より「岩手県立大学災害復興支援センター」を設置し、東日本大震災等により被災した地域の復興を支援してきました。
同センターの設置から11年、この間、岩手県では激甚化する風水害等の新たな災害を経験しつつ、地域のニーズは「東日本大震災からの復興支援」から震災の教訓を踏まえた「次の大災害への備え」へと変化しつつあります。
これを受け、岩手県立大学では2023年、「岩手県立大学防災復興支援センター」を新たに設置し、地域の防災力向上に資する支援活動、調査研究活動、人材育成活動等に取り組みます。
2024年4月
岩手県立大学 防災復興支援センター
センター長・教授・博士(情報科学)亀田 昌志
台風5号、台風10号による岩手県及び全国における水害被害に対するセンター長及び副センター長挨拶
令和6年8月に発生した台風による水害被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
岩手県においても、台風5号および台風10号の影響により、沿岸部、内陸の各所において、床上・床下浸水の他、各所での土砂災害、また、多くの地域住民が避難所で一夜を過ごすこととなりました。
これに伴い、岩手県立大学防災復興支援センターでは、台風5号が上陸した翌日より、岩手県内の被害発生箇所の現地調査を実施しました。また、令和6年8月27日に発生した台風10号に由来する線状降水帯の影響で、盛岡市内でも床上・床下浸水の被害が発生していることを受け、盛岡市社会福祉協議会様・いわて学生ボランティアネットワーク様からのご仲介のもと、岩手県立大学防災復興支援センター学生団体FROM・岩手県立大学学生ボランティアセンターを含む本学学生が、家屋の泥だし・復旧ボランティア活動を行っています。
被災された皆さまの生活が一日も早く整いますようお祈り申し上げるとともに、本学としても、ボランティア活動を含め、被災地の皆さまのお役に立てるよう取り組んでまいります。
2024年9月17日
岩手県立大学 防災復興支援センター
センター長・教授・博士(情報科学)亀田 昌志
副センター長・講師・博士(社会工学)杉安 和也
令和6年7月25日からの大雨により被災された皆様への防災復興支援センター長メッセージ
この度の山形・秋田を中心とした記録的大雨により犠牲となられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
大雨から数週が経過しますが、住家被害により不便を強いられている方がまだ多くいらっしゃることと思います。被災された皆さまの安全と健康が守られ、生活が一日も早く整いますことをお祈り申し上げます。
同じ東北地方にある本学としても、これまでの災害や被災地支援で得た経験と教訓を被災地の皆様に役立てていただけるよう取り組んでまいります。
2024年8月7日
岩手県立大学 防災復興支援センター
センター長・教授・博士(情報科学)亀田 昌志
令和6年台湾東部にて発生した地震にて被災された皆様への防災復興支援センター長メッセージ
この度の台湾東部で発生した地震により犠牲となられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
今、まさに救助を求める人々の命を救わんとして、様々な方々が現地でご尽力なさられている際中かと存じます。ひとりでも多くの人々の命が救われることを願って止みません。
まずは被災地の皆さまの安全と健康が守られ、一日も早く平穏な日常を取り戻されることをお祈り申し上げます。
結びになりますが、東日本大震災の際、岩手を含めた東北地方は、台湾をはじめ様々な皆様からのお力添えに支えられました。
当センターとしても、震災やその後の被災地支援で得た経験と教訓を被災地の皆様に役立てていただけるよう、その情報発信と啓発に取り組んでまいります。
2024年4月4日
岩手県立大学 防災復興支援センター
センター長・教授・博士(情報科学)亀田 昌志
過去の防災復興支援センター長メッセージ